20年ぶりの初復刻。「TIMEX Original Camper オリジナルキャンパー」が入荷。

IMG_1583今シーズンより正規取扱を開始した、TIMEX(タイメックス)。そんな老舗時計ブランドから20年ぶりにして、初めての究極の復刻モデル、オリジナルキャンパーが入荷しました。ハートランド福岡では7月8日(金)より発売開始です。

そもそも「TIMEX Camper」ってどんな時計??

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1980年代に初登場したCamper(キャンパー)シリーズ。

ベトナム戦争時代、米軍のミリタリーウォッチ、ディスポーサブル・ウォッチ(使い捨て時計)として使われたモデルで、戦場でも使える耐久性と修理や電池交換を必要としない手巻き式の腕時計として米軍に供給されました。その後、視認性や耐久性の面から市販での需要が高まり、TIMEX社はついに米軍仕様のミリタリーウォッチとして、「Camper」を販売し始めます。

その後、時代とともに1990年代には形を変え、クォーツムーブメント(電池式)を使用した現在のCamperになり、2010年には文字盤が発光するインディグロナイトを搭載した、40mmのオーバーサイズが発売されました。そうして生まれたCamperシリーズはミリタリーウォッチとしてだけでなく、多くの人にTIMEXの定番モデルとして親しまれる様になりました。

Camperは永遠の定番とも呼べそうです。

リーバイスで言うところの501、コンバースで言うところのオールスター。そんなイメージでしょうか。アメカジファンなら誰でも一つは持っているであろう、永年の定番と言ったアイテムです。歴史がある同社だけにベストセラーはいくつも生まれていますが、その中の代表作になっています。

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現行のキャンパーは34mm、復刻モデルは36mmとやや大きめになっています。復刻モデルはTIMEXのロゴの下に”QUARTZ”の文字が入っていなかったり、文字盤下の方の波のカラーリングがホワイト、またサイドに付いたリュウズが大きめになっていたりしています。現行のCamperをお持ちの方は比べてみるのも面白いかも知れません。

TIMEX Heritage Collection – Original Camper

今回のオリジナルキャンパーは160周年を迎えた、TIMEX社が日本に多くのファンがいることから、ディティールやヘリテージを重要視する日本側からのオーダーを現代の技術を駆使し、実現させた復刻モデルとなりました。

1980年代の「Camper」が復刻されるのはTIMEXの歴史の中でも初めてのこととなります。

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オリジナルキャンパーは当時の設計書が紛失していたことなど、技術的な観点より20年間実現しなかったものの、3Dスキャンをはじめとした技術革新により、発売当初のオリジナルに極限まで近付けた一本に仕上がっています。当時の手巻き式ムーブメントは現在は製造が出来ないことから電池式のクウォーツムーブメントを採用しているものの、ドーム型のプラスチック風防、文字盤、ケース、外装に至るまで忠実に再現しています。

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ナイロンベルトはベルトループに通すだけのシンプルな作り
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盛り上がったドーム型の風貌でビンテージ感が際立ちます。
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裏蓋まで樹脂製を採用し、よりオリジナルに近くなっています。

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TIMEX Heritage Collection – Original Camper #Khaki ¥8,300+税

Begin 2016年1月号にも掲載されました。

もちろん雑誌関連も黙っている筈がない、この復刻モデル。こだわりのアイテムを掘り下げている、Begin[ビギン] 2016年 1月号 No.326にも見開き一ページ掲載されています。現行モデルのキャンパーとどこが違うかなど、タイメックスのデザイナー、ジョルジオ・ガリ氏の丁寧な解説付きで載っています。注目度も抜群の復刻モデル。ぜひチェックしてみて下さいね。

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